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2012年6月19日 (火)

東方邪星章 4面ボス&5面ボス設定

※ネタバレ注意!

4面ボス 背徳の星帝

甕星 無々夢
Mikaboshi Mumumu

星神/終焉に導く程度の能力
STAGE4 日と月と星の少女の受難(風神の湖) ♪邪星の宴 ~ Celestial Burst/♪明朝(あす)を覆う明星

濁符「竜吐水」(EN)/嫉妬「リヴァイアサンの晩餐」(HL)【道中】
捕喰「グリードグライド」(E)/憤怒「イグナイトファング」(N)/暴食「グラトニーファング」(HL)
誘惑「怠け者の勝利」(E)/誘惑「エデンの過日」(NH)/想起「ロスト・ラスト・パラダイス」(L)
終末「空が落ちる日」(EN)/終末「赤い星」(HL)
傲慢「ルシファーライトニング」(EN)/「無の世界の夜明け」(HL)/「邪星四方拝」(OD)

明けの明星=金星の神である天香香背男命。その正体こそがこの甕星無々夢である。

否、正確には「天香香背男命」も「甕星無々夢」も、彼女の本質を表す名称ではない。
真の名はこれらとは別に存在する。彼女の正体は、八百万の神々の力が及ばぬ
遥かな海の向こうからやって来た異教の星神なのだ。かの地での一般的な呼び名はルシファー、またはサタン。
恐らく、全世界で最も有名にして、最も強大な悪の神だろう。

彼女の邪神としての恐ろしさを伝える伝説は世界中に事欠かない。にも関わらず、ここ数千年の間誰一人として
その姿を見た者が居ないのは何故か。当然ながら、それは彼女が各地を転々として身を隠しているからだ。
外界から途絶され、その上金星神・天香香背男という偽りの姿で自分が受け入れられる幻想郷の
居心地は格別らしく、近年では伝説のような苛烈な一面はかなり影を潜めたようだ。

しかし、世界最強の邪神と言えども人々の信仰が無ければ生きられない存在。
暴虐の魔王としてのイメージを守る為に、時々外界に赴いては、ここでは言えないような非道も行う。
そして「来たるべき時」の為に、その力がいまだ衰えていない事を確認するのだ。
ぶっちゃけ、このまま幻想郷で平和にマイナーな星神やってるのもアリだな。そう思っていない事も無い。
だが彼女には、いつの日か必ず、互いの存在を賭けて戦わなければならない相手が居る。

【能力について】
その気になれば地上の人間達に刻印を刻みつけ、意のままに従わせるという恐ろしい能力を行使する事が出来る。
他にも口から水を吐き洪水を起こす、天空の星を落とす等の凄まじい力を秘めているが、幻想郷の何たるかを理解している為、霊夢達との戦いではある程度力を抑えてくれる。
能ある鷹は爪を隠す、とは少し違うかも知れないが、本当に強い者は無闇に拳を振るったりしない。

5面ボス 神に最も似たる者

ミシェル・サンタンジェ
Michel Sant’Angelo

大天使/啓示を下す程度の能力
STAGE5 1/144,000の争奪戦(妖怪の山) ♪印のある者は山へ/♪燦々サン・ミシェル

斬撃「大天使の剣」(EN)/紅蓮「熾天使の剣」(HL)
啓示「十回煌くレーザー」(EN)/啓示「十戒を刻むレーザー」(HL)
神託「フレアスノー」(EN)/神託「セラフィックスノー」(H)/神託「イザヤ試さん我が預言」(L)
啓示「ソドム終了のお知らせ」(EN)/禁退「カリギュラのディレンマ」(HL)
救済「天国へのエスカレーター」(N)/選別「モリヤの山道」(H)/選別「ザイオンズ・ラダー」(L)

ジャネットの上司にして、天使達の中でも最も高い地位を持つ天使長。
主である神ヤハウェに近付く事を許された数少ない天使であり、神より授かった剣に斬れない物など滅多に無い。
そしてそんな輝かしい経歴の彼女は、何と魔王・甕星無々夢の妹であった。

神話の時代には、神と二人三脚で初期の天使達を率いていたのは無々夢の方だった。
しかし彼女は、些細な事で神との大喧嘩に至り、復讐を誓って天上界から姿を消してしまう。
当時ルシファーと呼ばれていた彼女を失う事は、全天使の三分の一を失うに等しい損害だった。
彼女の居たポストに後任を配置しようにも、殆どの天使は、実力もカリスマも到底比べ物にならなかった。
悩んだ末の人選が、無々夢の妹でありながら、忠実な神のしもべであるミシェル・サンタンジェだ。
姉に比べれば力は多少劣るかも知れないが、これならば無々夢を支持する天使達も納得させられる筈。
神による支配体制は、盤石なものとなる筈であった――。

し か し 、 残 念 な 事 に ミ シ ェ ル に は 、 強 烈 な う っ か り 属 性 が あ っ た 。

炎上する街からある家族を助けようと避難勧告を出した事がある。
決して後ろを振り返るな、振り返ったら石化するぞと脅したら、振り返った妻が本当に石化してしまった。
大天使たる自分の言葉には、霊的な力が大いに宿る事を自覚していなかった。

生前のジャネットに啓示を与えて英雄に仕立て上げたら、敵軍に捉えられ処刑されてしまった事もある。
戦勝の喜びに我を忘れ、引き際をジャネットに教えるのを怠っていた。この事の負い目があり
魂を救済した今も、ミシェルは彼女に頭が上がらない時がある。

魔王と天使の世界終末の戦いが記された重大な預言書がある。7つもの厳重な封印が施されたこの本は
封印を解き放つと、中に書かれた世界終焉の時が来るという恐ろしい物だった。
人間に封印が解ける訳がない。ミシェルは本の管理を、人間達に任せておいた。
彼らはこれを恐れて教会の地下深くに封印し続け、やがて本は忘れ去られて幻想入りした。
しかもメリーシェパードに拾われあっさり封印が解かれ、幻想郷で世界終焉が始まった。

これまで些細なうっかりは全て神のお目こぼしを得て来たが、今回ばかりはバレたらタダではすまない。
叱責を恐れたミシェルは、口の堅いジャネット達いくらかの天使を引き連れて幻想郷へ駆け付けた。

【能力について】
ミシェルは最も有名な天使として、歴史上しばしば人間の前に現れ啓示や神託を行う。
それは神の言葉を伝える物であったり、個人的なアドバイスであったりと様々であるが、いずれにせよ人間に不思議な力を与え、あらゆる不可能を可能にする驚異的な能力である。直接戦闘の役に立つものではないが、彼女自身は神の武器である「燃える剣」を持ち、無々夢に比肩する余りある戦闘能力を有する。
やはり幻想郷に迷惑をかけないよう、劇中では力をセーブしてはいるが。


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