東方偽神霊廟 EXボス（と中ボス）設定

★ネタバレ注意★

EX中ボス　小さな滝壺の守護霊

瀑布河　早瀬（Bakufuga Hayase）

種族　滝壺霊
♪妖怪表参道（EX道中曲）

1面ボスがまさかのEX昇格って、あれ？
1ボスは幽々様では…うわ、なにをする！やめ(ry

EXボス　呪い廻る再生機器

六地蔵　千鶴（Rokujizou Tiduru）

種族　怨霊
輪廻を司る程度の能力
♪遠ざかってはきっと来る ～Ana Loguma

昔、ある有名な透視能力者の女性がいた。
しかし、文明の発達した時代において、その能力はとても胡散臭い物であった。
彼女は周囲からペテン師と蔑まれ、最期はこの世を呪いながら自害してしまった。

そして、彼女の怨念はやがて恐ろしい呪いを数多く扱う怨霊「千鶴」へと成長し
世間でも相当な話題となった。
千鶴は、ビデオやDVD等の再生機器に取り憑き、それが繰り返し再生、
巻き戻しをされる過程で、廻り廻る六道輪廻の力を習得した。

しかし、ある日突然千鶴の力が全く発揮できなくなる事態が発生した。
どうやら、情報媒体のデジタル化が進み、それまで千鶴が憑依していた
アナログ媒体を誰も再生しれくれなくなったらしい。

そんな事を考えている時、同じ地方出身で、同様に人間に恨みを持つ
不知火の妖怪が、幻想郷で心を救われた話を耳にした。
もしかしたらそこに行けば自分の心も救われるのではないか？

千鶴は、霊妃の残した権威に群がる神霊に紛れ、幻想郷に侵入した。
その際、憑依媒体を持ち運びやすいように、近くに捨ててあった
地デジ未対応のカーナビに憑依した。

実のところ、千鶴の能力が真に発揮されるのは映像の中だけの事である。
千鶴は霊夢達に破れてその事に気付くのだが、それと同時に
恐怖すらも娯楽にしてしまう人間達に呆れた。
しかし自分が存在できたのはそれを”描き”、”見て”くれる人が居たからなのだと気付いた。

今でも千鶴の怨念は、人々に恐怖という娯楽を与えている。