【東方白塵記】バックストーリー
第129季 初夏
博麗神社
葉桜は青々と茂り、花見の宴も懐かしい記憶となりつつある季節、幻想郷は突然の大混乱に見舞われる。
霊夢「いったい何なの?人里がまるで機能してないわ!」
博麗神社の巫女、博麗霊夢は突然の事態に困惑した。幻想郷の人々が、突然物事を記憶できなくなったのである。人里はたちまち社会としての機能を失い、このまま放置すれば大変な事態になる事は誰の目にも明白であった。
霊夢「これ程危険な異変は久しぶりかもしれないわ…」
霊夢はまずこれ以上人々が影響を受けないよう、人里に結界を張った。しかしこれはあくまで対症療法。ほんの一時しのぎに過ぎず、すぐさま異変の犯人を退治しなければならなかった。
霊夢「結界を張るのに手間取ったわ。急がなきゃ」
霊夢がいざ異変解決に乗り出さんとするその時、博麗神社に一人の訪問者が現れる
異変を察知したのは、霊夢だけではない。
普通の魔法使い、霧雨魔理沙。彼女の経営する魔法店にて、異変解決に乗り出す準備をしていた。
魔理沙「さてと、これで大丈夫だな。これだけ大勢の記憶を操る力。何としても私の物にしてやるぜ!」
魔理沙が意気込んでいると、魔法店に一人の訪問者が訪れた…
さらに、守矢神社の巫女、東風谷早苗もこの一大事を収束させるべく、解決に乗り出さんとしていた。
早苗「かなり人里は混乱しているようですね。これは急がなければ」
いざ出発しようとした時、守矢神社の鳥居に、一人の訪問者が佇んでいた…
遡る事数日、霊夢達の与り知らぬ所で、別の騒動が勃発していた。
日本に無数に居る神の中には、仲の良い者ばかりではなく、いがみ合っている者も少なからず存在する。
草の神である萱野姫と、火の神である愛宕は、意見の不一致から度々抗争を繰り広げていた。
そして現在、その抗争の舞台として幻想郷が選ばれたのだった。
??「同じ神として見ていられませんね。こんな醜い争いは」
??「まあ、そう言わないで下さい。もしかしたら貴方の信仰も脅かされるかもしれない
のですから」
??「それは困ります。折角貴方に付けて頂いたのに」
??「ならば死守する事です。その”忘れの力”を。決してあの連中に、信仰を上書きさ
れぬように…」
??「私が記憶を取り戻すまでは、見事消してみせましょう。付けられたばかりの、何色
にも染まらぬ白き名において、忌まわしき過去の記憶を!」
神々はそれぞれの思惑を胸に、人間に接触する事を決意した。
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