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2018年5月 3日 (木)

【東方真珠島】バックストーリー&自機紹介

【ストーリー】

――幻想郷。この島国に残った最後の楽園。
かつて結界によって外界から隔絶され、時の流れが止まった世界である。

その年の春、幻想郷は何度目かの最大の危機を迎えていた。
幻想郷全ての時間の流れが停止したのだ。比喩ではなく、こっちは文字通りに。
生物も、植物も、水や風も――何の予兆も、前触れも無く、突然のことであった。

全てが白化し、真珠の海のような姿に変貌する幻想郷。
しかし生きたまま、この異様な世界を見る事が出来る者が、犯人の他にもう一人存在した。

――紅魔館。
時間を操るスーパーメイド・十六夜咲夜(あとその他色々)が働く洋館。

自身の時間操作の能力によって難を逃れた咲夜は、この不測の事態に
どうしたら良い物か暫し考えた。
彼女の力を使えば、主君の停止を解除し、全てが沈黙するこの環境においても
活動を再開させる事は出来そうだ。
だが次に主君はこう言って聞かないだろう。「自分と咲夜で異変の黒幕を退治しよう!」

見渡す限りの全てが停止しているとは言え、日光を浴びると蒸発しかねない彼女を
迂闊に真昼の炎天下(だった筈)の屋外に出すわけには行かぬ。
少し迷い、咲夜は主君を置いて、異変解決のスペシャリストの元へ向かった。
敵の時間停止に干渉して解除、彼女にとっても大きな負担となるこの術を
今、敢えて使うに相応しいと思われる相手の元に。

――博麗神社。
咲夜によって停止を解除された神社の巫女・博麗霊夢は激怒した。
必ずかの邪知暴虐の黒幕を潰さねばならぬと決意した。

天性の幸運と才能に恵まれた霊夢にとって、異変の発生を確認してから
速やかに潰しに行くことは、さほど難しくはない。
しかし、今回は彼女に反応する暇を与えず、不意打ちの広範囲時間停止。
敵も、幻想郷では有名すぎる異変解決人・霊夢の、そしておこぼれで一緒に停止を
解除して貰った普通の魔法使い・霧雨魔理沙の存在を念頭に置いて来たということか。

魔理沙「いやー怖いな、咲夜が居なけりゃ終わってた所だ」
霊夢 「黙らっしゃい、あんたは最後まで固まってて良かったわよ」
咲夜 「怒りは黒幕にぶつける事にしましょう、お供致しますわ」

――謎めいた文字を発する装置が、忙しなく作動し続ける。
文字を読み解く事で、計画の達成はより確かなものとなる、そんな自信が湧き上がる。

動く者の無い真珠色の空に、彼女の歌は遠く響く。
それは死を感じさせる世界におよそ合わぬ、楽しく、上機嫌な歌声であった。

【自機その1】

○楽園の素敵なシャーマン
 博麗霊夢(はくれい れいむ)
 Hakurei Reimu

 種族:人間
 能力:主に空を飛ぶ程度の能力

 毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。

 今回は自分ごと幻想郷の時間を止められてしまった為、十六夜咲夜の能力で
 解除して貰わなければ、始まる前からゲームオーバーする所だった。
 幻想郷の異変解決人を自負する霊夢にとって、これは如何程の屈辱であろうか。
 怒りは収まる所を知らず、敵弾に当たった所でショットパワーが鈍ることは無い。
 (まあ邪星章の頃からショットパワーのシステムは無いけどな!)

【自機その2】

○極めて普通のマジシャン
 霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)
 Kirisame Marisa

 種族:人間
 能力:魔法を使う程度の能力

 幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。

 彼女の時間停止の解除は、咲夜が当初予定していた所ではない。
 しかし、未知の脅威の力に対抗するように勇ましく固まっている霊夢の隣で
 半泣きで助けを求める恰好で固まっている魔理沙だ。
 貴方も無性に解除したくなってこないだろうか。じわじわと。
 助けて貰えば、あとは好奇心と行動力の塊である彼女の大活躍(?)が始まる。

【自機その3】

○帰って来た吸血鬼のメイド
 十六夜咲夜(いざよい さくや)
 Izayoi Sakuya

 種族:人間
 能力:時を操る程度の能力

 紅魔館に住む、人間のメイド長。
 よく勘違いされるが、実際には悪魔でも不老不死でもない。

 全域を襲った大規模な時間停止。全てが一瞬にして無力化する
 過去最高にやばい異変と思われたが、幻想郷には時間を操る咲夜が居た!
 その能力特性ゆえに時間停止を回避した彼女が、異変解決のスペシャリストである
 霊夢(と魔理沙)の停止を解除。三人の実力者がまたまた揃い踏みを果たした。
 なお、同様に停止している紅魔館の主たちは、今回の黒幕とは相性不利と判断し
 まだ停止させたままにしている。

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コメント

「ハツナメモ(32/40)~」に関する疑問です。
「強大な侵略者が現れた時、現代の妖怪は太刀打ちできないと言われ」ていたのは、あくまで一切人間を襲うことが許されなかった"スペルカードルール制定以前"の話です。
 吸血鬼異変によってその問題が露見したことを受け、定期的な決闘を行い力を保つための戦闘ルールが作られた。なので、順番は「妖怪の弱体化」→「吸血鬼異変」→「決闘法による力の回復」が正しいのではないでしょうか。

>「ハツナメモ(32/40)~」に関する疑問
詳細なご意見ありがとうございます。
該当部分は、吸血鬼異変だけではなく、邪星章のストーリーとどちらとも解釈しうるような曖昧な書き方にするという事を念頭に置いたものですが、却って引っかかりが強くなったという部分は否めないかも知れません。
もちろん今後の参考とさせて頂きますが、今回は、作中人物から見た独自研究であるという事でご容赦頂ければと思います。

丁寧な回答をありがとうございます。そのような事情を汲めず、やや高圧的な文章になってしまいすみませんでした。真珠島、大変楽しくプレイさせていただいてます!(コメ欄汚しになりそうなので、このコメントは非公開で大丈夫です。)

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