【東方鬼葬剣】4~5面ボス設定
(この記事にはネタバレを含みます)
○4面中ボス&ボス(&5面中ボス) 魔を貪る四凶の牙
饕喰楽 まぐら
Togura Magura
種族:魔獣(饕餮)
能力:魔を食らう程度の能力
今回の黒幕①。
地の底に封印されていた魔獣。
「饕餮」(とうてつ)と呼ばれた魔獣のはぐれ者。
もとは太古のとある国で崇拝された神の一柱だったのだが、戦争で国が滅ぶと、
彼女の主人ともども、悪神として歴史の闇に葬られてしまった。
ほんのすこし前、導命樹の異変の後、地の底から目覚めたのだが、目覚めた場所は
かつて自分が封印された場所ではなく、幻想郷の地底であった。
戸惑いつつも、近くにかつての主人の魂の気配を感じ取った彼女は、
主人を復活させようと計画する。
幸いなことに、時を同じくして復活した怨霊の協力を得て、彼女は地霊殿を掌握する。
魔を食らう能力。人が悪、禍い、災害と認識するすべてのものを
彼女は餌として食らう力を持っていた。
不幸なことに、地底・地霊殿に住む全ての妖怪たちの能力は、彼女と相性が最悪だったのである。
地底の妖怪たちを全て閉じ込め、彼女は主人の力の源――「楓」を地底に
集めることにした。
結果、幻想郷の秋が奪われ、妖怪退治の専門家が彼女をぶちのめしにきたのは、
幻想郷をよく知らぬ彼女の最大の誤算であった。
なお、鬼形獣異変で畜生界を牛耳る三大組織の一角、勁牙組の長の語る
「饕餮」とは同種の存在かもしれないし、そうでないかもしれない。
◯5面ボス(&6面中ボス) 葬られし首塚の伝説
兜塚守 桔梗
Kabutodsukamori Kikyo
種族:怨霊
能力:体を鋼鉄にする程度の能力
今回の黒幕②。
地の底に封印されていた怨霊。
桔梗は平安の時代に存在した製鉄の民の長に仕えていた人間であった。
その製鉄の民は、東の国の悪地に住み、長い間朝廷に利用されてきた。
桔梗の主――製鉄の民の長の育んだ製鉄力は凄まじく、朝廷に
『鋼鉄の肉体』を持つと怖れられ、また当時創りだした反りのある刀の切れ味も、
当時は最大の戦力であった。
民の長は故郷の独立のため朝廷に半期を翻したのだが、討伐され、
朝敵の烙印を押されてしまった。
桔梗は討たれた長の体を、せめて故郷の地に埋葬しようと考え、晒されていた
体の一部を盗み出す。だが、逃避行の最中、彼女は力尽きてしまう。
長の遺体を故郷に帰せなかった無念、そして彼女の盗みだした遺品――、
鎧や刀に宿る無念は一つになり、怨念が融合した存在になってしまった。
その怨念はすさまじく、当時は天変地異を起こすほどのものであったが、
やがて忘れ去られ、幻想と化してしまう。
そして月日が流れ――、幻想郷で巨大な梅の木の異変が起きた直後。
桔梗は地の底から目覚めた。(導命樹エンディング)
時を同じくして目覚めた魔獣――まぐらと出会い、彼女の主人の復活に
協力することになる。
自分と同じく、討伐された製鉄の民という境遇からか。桔梗はまぐらの主人に
ひどく興味を抱いた。
他の怨霊と違ってハイブリッドな怨霊だと自称している。
実際に恐ろしい力を持っているのだが、怨霊である側面と人間であったころの
優しい面のオンオフが激しい。
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